2012年春季関西テレビ日剧SP 主人公・有名ピアニストの高澤侑子(黒木瞳)に、元恋人の関本潤(高橋克典)が記憶をなくしてしまったとの連絡が入る。潤の母親に病院に来てほしいと頼まれて駆けつけた侑子は、そこで潤の妻・麻美(石田ひかり)に初めて会う。 潤は意識を取り戻し、大きなケガもなく見受けるが、実は10年分の記憶が混乱しているという。なんと、自分の妻は侑子で、麻美はお手伝いさんだと信じているのだ。 困惑する侑子に、麻美は意外なことを頼む、「しばらく潤さんの妻を演じて頂けないでしょうか?」と……。潤が信じるままを演じることで、その精神的ストレスを緩和し、一刻も早い記憶の回復を願って決死の頼みだった。 戸惑いつつも、引き受ける侑子。三人の奇妙な同居生活が始まる。 45歳まで仕事第一で独身を貫いてきた侑子が初めて味わう夫婦生活。 一方、麻美は、自分の家庭なのに居場所を見失っていく。 正反対の人生を歩んできた二人の女性の結末は?そして潤の記憶は戻るのか――?
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